柱や筋かいを抜かないように
こんにちは!
設計の富永です。
最近のニュースは「コロナウイルス」の
話題で持ちきりですね…
しかし、感染力も死亡率も
インフルエンザの方が高いそうなので
福岡にはコロナウイルスが
来ていないから大丈夫と油断するのではなく
風邪、インフルエンザの予防として
手洗いうがいを徹底して予防に努めたいと思います。
さて、今回は2部屋を一部屋につなげたいときに
どうしても抜けない筋かいや柱がある場合はどうするのか?
ということについて紹介したいと思います。
家族構成の変化によって
間取り変更を行うことが多いと思いますが
2階が載っている1階の壁であったり
もともと壁が少ないお家であったり…
様々な状況によって抜けない筋かいや柱が
出てきてしまいます。
そうした場合、
もう部屋をつなげたり間取り変更ができない
というわけではありません。
その方法として「筋かいをあらわしにする」
という方法があります。
筋かいをあらわす、とは
建物を支える筋かいのみを残し
壁は取っ払ってしまいます。
既存ではダイニングキッチンと居間に
わかれている間取りでも
パースのように部分的に筋かいをあらわしに
することで広いLDK空間にすることができます。
また、残さなければならない柱に対しては
ただ一本だけポツンと柱を残すのではなく
間仕切り格子を取り付けるだけで
残ってしまう柱の印象が変わります。
上のパースの場合は
間仕切り格子の裏が洗面脱衣室の入口なので
簡単な目隠しにもなっています。
場合によっては残ってしまう柱や筋かいも
おしゃれな空間の一部として活用できるので
お客様が希望の間取りを叶えられるように
これからも様々な提案をしていきたいと思います^^