すこやか住宅改造助成事業について
こんにちは、設計の平池です!
昨日は線状降水帯が九州北部を覆った影響で
各地で大雨警報や土砂災害警報などが発表され、気が休まらない一日でした・・・。
長崎の佐世保市では避難指示がだされ、昨年を彷彿させられました。
そんな中私は、北九州市主催の「すこやか住宅改造助成事業」の講習会に
参加してきました!
今回は、その内容について話していこうと思います。
「すこやか住宅改造助成事業」は北九州市が独自に定めている事業になります。
介護保険の要介護認定で要介護者・要支援者と認められた人や、市の定める
住宅改造助成の対象者のうち住宅改造が必要と認められる人が対象になる事業です。
もともと北九州市は要介護者の方々が家で過ごしやすくなるように、
バリアフリーに関する工事を行う際の助成金20万円を申請者に交付していました。
しかし、実際のところ20万円以内で工事ができることの方が少なく、
申請者自身の負担が大きかったようです。
そこで新たに発足されたのが今回の「すこやか住宅改造助成事業」になります。
従来の介護保険(20万円)と併用して「すこやか住宅」の制度を利用することで、
最大50万円(介護保険20万+すこやか住宅30万)の助成がある仕組みになっています。
弊社もその工事を請け負えるようにすこやか住宅に事業社登録を行っており、
建築士の資格を持つ人は研修を受けた後、
相談員として現場に立ち会えるようになっています。
北九州市の高齢化率が年々上昇していることもあり、
今後、リフォームでバリアフリーに関する工事依頼が増加してくると予想されます。
必要となる工事は病気の症状や体の具合によって人それぞれなので、
その人にあった最適な工事が必要だと思います。
研修会に参加したばかりで、まだ勉強不足のため今後しっかりと
学んでいきたいと思います!
弊社も過去にこの事業を使って工事をしたことがあるため、
是非施工事例などをご覧になってください!