大阪北部地震から1週間
こんにちは!
設計部 富永です。
大阪で震度6弱を観測する地震から
1週間以上が経ちましたが
被害に関する様々な報道がありました。
その中でもプールのブロックが崩壊した事故が
とても印象に残っています。
小学生の女の子が亡くなったということで
ニュースでも連日大きく取り上げられていたので
知っている方も多いのではないでしょうか。
この事故で問題とされているのが
崩壊した塀が建築基準法違反だったという点です。
ブロックの塀が1.2mを超える場合には
3.4m間隔ごとに"控壁"を作らなければなりませんが
今回の塀にはそれが作られていなかったために
地震の荷重に耐えられずに崩壊してしまいました。
"控壁"とはこのように
高さのある塀に対して垂直方向に
一定の高さで設けられる壁のことです。
新築の案件を行う際には敷地調査の時
既存の塀の高さ等には注意をしていますが
今回の事故のニュースを通して
設計の立場としてお客様に不安を感じさせないように
住宅だけでなく、周囲の環境に対しても
より気を配っていかなければいけないと感じました。