インスペクション
こんにちは。設計部の住田です。
少しだけ暑さが和らいで来ましたが、
まだまだ日中は、日差しが痛いくらい降り注いでいます。
このころから朝晩の気温差がついてきますので、
業務に支障が出ないよう、自身の体調管理には十分気を付けていこうと思います。
さて先日、木造戸建て住宅のインスペクション(住宅診断)の現場調査に行ってきました。
インスペクションとは、建築士などの有資格者が、お住いの内外の調査を専用の器具を使い、
普段なかなか目に見えにくい構造部分等の劣化や腐食を、第三者の目でしっかりと調査します。
今回は簡単に調査内容をいくつか紹介します。
↑外部調査時に、基礎化粧巾木のクラックの有無を確認します。
クラック幅が0.5㎜以上あるようでしたら、コンクリート基礎にも
影響があるため、劣化個所として上げます。
↑床の傾きの調査です。
レーザーをあて、ポイントが標準高とどのくらいのレベルがあるのか確認します。
↑小屋裏調査。
雨漏りの有無、構造材の劣化個所、小動物いた痕跡がないか、断熱材の状態等を確認します。
↑床下調査。
給排水器具の水漏れ、構造材の腐食、シロアリの有無、基礎のひび割れ等を確認します。
90分~120分程しっかりと調査時間をとりまして、入念にチェックして、
現在の状態、またはこれから、劣化の被害が広がる個所等を調査して、
最後に【住宅診断報告書】としてまとめます。