用途地域の境目
こんにちは。設計の新川です。
今回の台風24号で、
地元の友人より暴風の影響で木々が根こそぎ倒れた、
実家からは停電になったと連絡が入り、被害の大きさを実感しました。
また今回の台風をなぞるように台風25号が発生しています。
被害を最小限に抑えられるように台風対策を行っていきましょう!
さて、先日役所にて基本設計を担当した
H様邸の用途地域と道路調査行ってきました。
事前にH様邸は第一種住居地域と確認していたのですが、
実際に調べると隣地が第二種住居地域で、用途地域の境目にある敷地でした。
用途地域の境目にあり、用途地域がまたがっている可能性がある敷地の場合、
確認申請書類に用途地域図(縮尺:1/1000)の添付を行い、
実際に2つの用途地域にかかっていないことを証明しなければいけません。
今回は確認申請の際に作成する敷地配置図の縮尺を1/100から1/1000へ縮小し、
用途地域図にトレースして確認するという形で第二種住居地域に
入っていないということが判別できました。
確認申請を提出する前に確認できてよかったです。
事前に敷地調査することの大切さを改めて感じました。
最後に、9月に「庭港」をコンセプトにデザインされた
横浜港大さん橋国際客船ターミナルに行ってきました。
建物の長さが約480m、幅が約100mと横浜でも大きなターミナルです。
1階の駐車場、2階の出入国ロビー・ホール、3階の屋上がすべてスロープで繋がっており、
各階を昇り降りするだけでターミナルを見学できました。
学生時に見学したいと思った建築物の1つだったので、有意義な時間を過ごせました。
興味をお持ちの方、ぜひおすすめです!