バリアフリー
こんにちは。設計の新川です。
先日まで晴れの天気が続いていましたが、
今日はのパラパラと朝から雨が降っています。
雨により先日より気温が少し下がり、涼しさを感じます。
さて、
先月ですが、「すこやか住宅改造助成制度」の研修を受けました。
「すこやか住宅改助成制度」とは、
北九州市内で、介護を必要とする高齢者や障がいのある方が居住している住宅を、
身体状況に配慮した仕様(段差解消等)に改造する場合に
その費用の全部または一部を助成する制度です。
助成対象となる工事は
●廊下や階段などの手すり設置
●引き戸への扉の取替え
●段差の解消
等があります。
研修では、実際に介護における住まいでの問題点や
普段の生活を行う上で障害になる事を学びました。
例えば、在来の浴室では高さ約50~60㎝の浴槽をまたがないと
お湯につかることができません。
この動作が、高齢者や介護者にとって大きな負担になってしまいます。
普段意識せず行っている自分の行動が、とても難しいことを学びました。
また実際に車イスに乗って
建具の種類(開戸・折戸・引戸)による開閉のしやすさの比較や、
様々な勾配のスロープ(1/8、1/12、1/15)など体験することができました。
車イスを使用する仮定での図面をプランすることが
多々ありますが、図面上だけで考えるのと
実際に体験するとでは大きく視点が変わりました。
これからのバリアフリーのプラン計画に
役立てていきたいと思います。