SDS試験 地盤調査
こんにちは。設計部の住田です。
梅雨真っ只中ですが、まだまだ明けそうにありません。
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)や
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)など
スマホに災害警報・避難指示等がよく入りますが、
仕事柄、普段からよく関わる区域なので、その怖さや危険度は、
周りの人より分かっているつもりです。
設計する側として、住む側が安全に生活できるところまで
考えないといけませんので、
危険性を伝えた上で、安全対策をするなどの予防策を
今後も提案していきます。
さて、地盤調査にもいろいろ種類がありますが、
SDS(スクリュードライバーサウンディング)試験を今回初めて行いましたので、
紹介したいと思います。
SWS(スウェーデン式サウンディング)試験を進化させた新しい調査方法で、
低コスト、短納期で土質の推定が行えるので、
地盤事故を減らす技術としてさらに需要を高めています。
地盤の土質をより正確に判断し、的確な地盤評価を支援するための試験法ということで、
・ボーリング調査並みの精度で土質を判定。
・不同沈下等の地盤事故防止につながりコストダウンに貢献。
の特徴があります。
価格がSWS試験と比べて少し高くなりますので、
従来の試験法と、土地の状況を確認しながら
選んでいくようなカタチになると思いますが、
選択肢が増えるのは今後の地盤調査をする上で
スムーズに進められると思います。