建物の健康診断
こんにちは。設計の新川です。
8月にはいり、お盆休み真っ只中!
皆様どのようにお過ごしでしょうか?
友人に会ったり、実家でゆっくり過ごしたり、
リラックスできる休暇になるといいですね。
さて、先週に福岡県建築住宅センターが開催している
「定期報告制度説明会」に参加しました。
定期報告制度?
どういった内容?初耳!
と思われる方が多いと思うのですが、
簡単にご説明すると、”建物の健康診断” になります。
多くの人々が利用する建築物は、
火災や地震など災害や老築化による外壁の落下等がおこると
大きな被害が発生する恐れがあります。
建築基準法では、このような危険を避けるためその建物について定期的に
専門技術者が調査(検査)を行い、
その結果を特定行政庁へ報告することが義務づけられています。
これらを「定期報告制度」といいます。
実際の建物のチェックポイントとして
●放火扉・防火シャッターの自動閉鎖の点検
●換気設備の起動
●外壁・看板など建物の機能が低下しているか etc.
他にも確認すべき項目は多くありますが、書き出すと多いので
例を3つで終わらせていただきます(笑)
説明会では、実際の確認方法や確認時期、
報告書の作成方法などの説明を受けることができました。
実際に9月に弊社で定期報告書を提出する建物がありますので、
今回の説明会で学んだ内容で、調査を行っていきたいと思います!