耐震補強工事
こんばんは大城です。
現在、久留米市内にて耐震補強を施しながらのLDK改装工事が進行中です。
「耐震補強」とは、一言でいうと、
旧耐震基準で建てられた木造住宅を、
現行の建築基準法に適合するように補強することです。
もう少しわかりやすく言いますと、
「倒壊する可能性がある建物」を、
「一応倒壊しない」レベルまでに引き上げる補強工事
ということになります。
一般的な補強方法としては、
・軽い屋根に葺き替える
・窓などの開口部を壁にして壁の量を増やす
・壁そのものを強くする(耐力壁や筋交いなどを入れる)
・柱と土台・梁などを補強金物で強固に緊結する
などが挙げられますが、
肝心なのは、お客様それぞれの住まいに適した方法で、
かつ、住みやすさを損なうことなく補強すること。
いくら建物が強くなっても、
住みにくくなってしまっては本末転倒と言えるでしょう。
このバランスをしっかり考えて、補強工事をすることが肝要です。
今回は、
①LDK改装と同時に3ヵ所耐力壁を追加
②あまり使うことのなかった寝室北側の大きな窓を壁にして耐力壁を増やす
③目立たない廊下の奥や脱衣室の内部に補強
などで、全体の壁量を増やし、補強することにしました。
このように、耐震改修工事は、水まわりの改装やリビングの改装、
和室の改装などのタイミングにあわせて行うと効率的かつコストダウンが図れます。
また久留米市では最大50万円まで、補助金制度もありますので、
市内在住の方は活用することが可能です。
もちろん、代理申請まですべてお任せください。
備えあれば憂いなし、です。
お住まいの耐震面で不安や心配をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください!
(大城)