土地を考える....
今年も梅雨が近づいてきました。
ここ筑後地方は毎年のように豪雨による災害が起きており、
今年はどうか災害がないように祈るばかりです。
昔からその土地に伝わる地名は、その土地の特徴や過去に何があったかを表しているといいます。
例えば久留米の合川町などは、築後川の支流が多く集まる地域で、過去に大洪水により甚大な被害が出たことが伝えられています。
ただ最近は、日本のあちこちで開発等により、いつの間にか地名がなんとか〇〇タウン、のように変わってしまい、昔はそこがどのような土地だったのかわからなくなるケースが多くなったようです。
私も若いころはそれこそ郷土史などには全く興味がありませんでしたが、災害等のニュースに触れるにつれ、その土地の地形や地質がいかに人々の暮らしに大きな影響をもたらすか考えるようになりました。
利便性ももちろん大事ですが、歴史や地形、地質などもよくよく見ながらその土地その町を見ていくと、たくさんのことが見えてきそうですね。(大城)