すっきりリフレッシュ!トイレ改装工事
こんにちは、アドバイザーの新美です。
ここ最近は汗を滝のように流しながら現場を回っています。
元気な蝉の声がいやという程夏を思い知らされます。
今回は施工事例のご紹介です。
リフォームはトイレに始まりトイレに終わる・・・ということで
私の最もお気に入りのトイレ改装工事のご紹介です。
築約30年の戸建で、初めてのトイレリフォーム。
1階と2階のトイレをリフォームさせていただきました。
まずは1階の施工前です。
年季を感じさせる大型のリモコンが目立つウォシュレット。
乾燥までついて当時にしてはかなりハイグレードだったと思われます。
埋め込み型の手洗い器も付いていますが、こちらもやはり年季を感じます。
続いて2階の施工前。
こちらは水の流れが悪く、水位が上がったり下がったり。
2回に1回しか勢いよく流れてくれません。
2階にトイレのあるお宅ではありがちな現象です。
排水管内の気圧が下がっているため、流れが悪くなっているのです。
今回は“ドルゴ通気弁”を排水管に取り付ける工事も行います。
排水管内の気圧が下がったときに空気を取り込んでくれるため、
気圧に起因する流れの悪さを解消してくれます。
もちろん弁なので、吸気するのみで排水管の臭いが出ることはありません。
一般的に通気口が近くの外壁に出ていることが多く、
こちらのお宅も外壁に配管の通気口と思われる穴が出ていましたが
何かが原因で役目を果たさなくなったのだと思われます。
先に2階のトイレから工事に入ります。
2階は手洗い器をなくしてタンク上の手洗いに移行し、
空間を広くとるプランです。
まずは既設撤去です。
床下を除くと、手洗い器の排水管と便器の排水管が
奥のほうで合流していることがわかりました。
手洗い器の排水管を利用してドルゴ通気弁を取り付けることにしました。
これで静かに気持ちよく流れてくれます。
内装は1,2階共、壁床全面捨て貼りで換気口も塞ぎます。
お待ちかねの完成写真です。
まずはドルゴ通気弁を付けた2階トイレ。
正面には落ち着いたピンクのアクセントクロス。
天井と側面には清潔感あふれる白いクロスが
窓から入る光を反射して明るい空間を演出しています。
アクセントクロスは本来もう少し淡い色をしているのですが、
逆光を利用してその色を際立てています。
床にはヘリンボーン調のクッションフロアを採用して
シンプルなクロスでも床でおしゃれ感をうまく演出しています。
設備はホワイトのピュアレストQRにホワイトの棚付き紙巻器。
内装にマッチして上品な佇まいです。
続いては冒頭にご紹介した1階トイレです。
入ってすぐ目に入るのは
便器背面と手洗い器面に色違いであしらわれた水色のアクセントクロスと
白を基調にしたシンプルでオシャレなベッセル式手洗い器。
さわやかな落ち着いた雰囲気で出迎えてくれています。
床は落ち着いた淡い木目のフローリング調クッションフロアを採用して
かわいく遊びを効かせた2階トイレとの対比が効いています。
1階と2階で同じ柄の色違いで統一感を出しながら
床で空間イメージをを印象付ける非常に面白い仕上がりになりました。
どちらもゆっくり一人の時間を楽しみたくなるだけでなく
その時の気分で使い分けたくなる面白さを感じました。
さて、いかがでしたでしょうか。
他にもレバーハンドル交換などを含めて約60万円程の工事でした。
ちなみにこの内装仕様は小学生の娘様が考えたとのことでした。
通気弁についても詳しく勉強する機会となり
アドバイザーとして非常に実りの多い工事をさせていただきました。
ぼんやりトイレのリフォームを考えている方の背中を
この記事で少しでも押せたらと思います。
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