「暗い部屋」「低い天井」「大きな段差」を大屋根とガラス瓦で一気に解消！

リフォームの動機

Ｈ様邸は築４０年の戸建です。屋根を改修せずに増築をくり返していたので、天井高が低くて昼間でも建物の内部が暗く、また、床の段差が大きくて危ないことや、動線が考慮されていない不便なレイアウトなどにお困りでした。ご夫婦と小学生の息子様そして娘様という４名様の家族構成にあわせて、住まいやすくしてほしいとのご希望で、当社の店舗へお越しになりました。現行法の規制で建て替えが出来ないことが判明したので、リフォームで全面改装するご相談を承りました。

改善案ご提出

屋根改修をせずに増築が繰り返されていた為に、天井がとても低く圧迫感がありました。いったん屋根を解体して、増築部分も含めて一つの大きな屋根で形を組み直し、防災性能に優れた陶器瓦を使って全て葺き替えました。また部屋の暗さを解消する為に、トップライト（天窓）としてガラス製の瓦を葺くことで、自然光が降り注ぐ明るい室内になりました。内部は構造体のみ残して、後は内装や設備器具を刷新しました。

ココがポイント！

一番のポイントはやはり屋根改修でした。増築部分の天井の低さと建物内部の暗さを解消する為に、低勾配陶器瓦とガラス瓦を採用する事で、天井高の確保と中心のお部屋の明るさを確保しました。また、より住まいやすくするために、ライフスタイルに合った生活動線の考慮も欠かせませんでした。

お客様のご感想

築４０年、土壁・土葺屋根、そして繰り返し行った増築と、リフォームするにあたって様々な問題がありましたが、担当アドバイザーさんがプラン作成から工事完成まで、ずっと変わることなくお世話してくださり安心しておまかせできました。各職人さん達の連携作業にも、とても感心しました。担当アドバイザーさんからは、「亡くなられたお父様からすればきっと、建て替えではなくリフォームでよかったと思われていますよ」とのお言葉もいただき、とても嬉しかったです。