浴室部門
一戸建て
工事費用 約 140 万円
M邸
八女市
浴室
お打ち合わせ…5日間
設計デザイン…2日間
工事期間…4日間
M様のお宅はもともとユニットバスでしたが、乾きにくい床やカビの汚れにご不満を持たれていました。また、脱衣スペースはクッションフロアシート仕様となっており、こちらもしみついた黒いシミなどが取れなくなってしまっていたため、貼り替えたいと考えられていました。
換気のため窓が2ヶ所ついていましたが、最新のシステムバスは非常に乾きやすいので、収納部分を確保するためにも窓を1カ所減らしました。明るさの不足を補うために、照明は標準仕様の壁付けタイプではなく、ダウンライトをお勧めしました。脱衣室はフローリングをご希望でしたので、壁材のイメージに合わせて無垢材をお勧めしました。
以前のユニットバスは入口に段差がありましたが、現在のものはほとんど段差がなくなりバリアフリーとなるため、浴槽やカウンターと干渉しない様に窓の高さを変える必要がありました。外壁の補修が最小限で済むように、既存の窓に近いサイズを選びました。また格子が無く、すだれで代用されていましたので、防犯、採光のため格子付きのサッシとしました。
窓が少なくなることで暗くなるのではないかと心配しましたが、壁や床を白い色にして、照明は天井にダウンライトを取り付けたので、予想以上に明るくなりました。そして、お風呂がキレイになって嬉しいのと同じくらい、脱衣室の床を貼り替えることができたことに満足しています。シート材は裸足で踏むとベタつく感じがあったのですが、今はとても踏み心地がよくて気持ちが良いです。
現状の不満を解消するためのリフォームですが、完成後に今までの状態よりも使い勝手が悪くなってしまっては意味がありません。考えられる可能性を事前に考慮して計画を進めていくことが大切です。私共の経験を最大限に活かして、リフォームのお手伝いをさせていただきます。