素材感と曲線を活かした、プロヴァンス風ガーデン

リフォームの動機

Ｈ様ご夫婦は、以前から植栽のお手入れが大変だと感じておられました。来客用の駐車スペースがないことも気にされており、門扉廻りを改装して駐車スペースを確保し、雰囲気を一新できないかと考えられて当社の相談会にご来場されました。

改善案ご提出

前面道路が狭いため、大きめの自家用車を奥様が無理なく駐車できるようにレイアウトを検討しました。カーポートは両側に計４本の柱があるタイプから、片側だけのタイプに変更してよりスムーズに車を出し入れできるようにしました。お手入れが大変だった植栽のほとんどは撤去しましたが、思い入れのある桜やビワの樹は剪定を行って、リビングから眺めやすい位置に移植しました。

ココがポイント！

玄関アプローチには特にこだわりました。曲線を描いた塗り壁の塀で柔らかさを演出。駐車スペースはモルタルで仕上げ、アプローチ部分は無機質にならないよう自然石や玉砂利を使用してメリハリを作りました。アルミ角材などの汎用部材でコストを抑えつつ、人目を引くポストやインターホンにはカバーを取り付けてデザイン性の高い門扉との統一感を持たせました。

お客様のご感想

植栽を撤去したことと門廻りの改装で、家全体のイメージがずいぶんと変わりました。最初は、来客用の駐車スペースができればいいと漠然と思っていただけでしたが、ここまで美しい仕上がりになるとは夢にも思っていませんでした。帰宅時に家が見えてくる度に微笑んでしまうほど、本当に我が家に帰ることが楽しみになりました。