LDK部門
一戸建て
工事費用 約 280 万円
K邸
福岡県北九州市門司区
LDK
お打ち合わせ…15日間
設計デザイン…5日間
工事期間…20日間
K様ご夫婦は、築後28年の戸建にお住まいです。キッチンには、垂れ壁(天井から下方に付きだしている壁)があって、暗くて狭く収納も無いのが長年のお悩みでした。リフォームのご相談中に奥様が捻挫して1か月通院した際、炊事を任されたご主人様が、キッチンの不便さを体感なさって、レイアウトをお考えになりました。
ご主人様のレイアウトを基に、家事動線を考えてキッチンの改装に取り組みました。キッチンを明るくするために、玄関から光を取り込める窓を設置しました。また、小物のディスプレイがお上手な奥様のためにと、ご主人様のご提案で、壁にニッチ(小物を飾れるくぼみ)を設けました。ご主人様ご希望のウッドデッキは、リビングとの段差をなくしたり、床材の色を合わせたりして、リビングの延長として違和感のない仕上がりになるようにしました。
キッチンはTOYO KITCHENのBAY。キッチンの脚下が床から浮いている構造で、通気性がよく掃除が手軽です。その上、脚下につま先が入ることで、通常の構造よりもキッチンに近付けるので、作業中の負荷が軽くなります。また、家具のように軽やかな足元が、空間をより広く感じさせてくれます。
主人は、リビングからウッドデッキを眺めるのが大好きで、仕事の疲れが癒されると喜んでいます。私はキッチンを改装したことで、2年越しの思いがカタチになり嬉しい限りです。明るいですし、作業も効率よく出来て、収納にも困らなくなりました。キッチンに立って料理をするのが、今とても楽しいです。
キッチンの使い勝手がよくなる秘訣は、家事動線を考えてレイアウトの変更をすることです。また、木材のみでつくられたウッドデッキは、腐食防止などのメンテナンスが大変です。しかし、今回使用したYKKAPリウッドデッキⅡは、天然木特有の温かみを活かした耐久性の高い新素材ですから、美しい質感が手軽に長続きします。