トイレ部門
一戸建て
工事費用 約 80 万円
M邸
太宰府市
トイレ
お打ち合わせ…9日間
設計デザイン…5日間
工事期間…3日間
要介護認定を受けているお母様が入院している間に、トイレに手摺を取り付けてほしい、それがM様からのご相談内容でした。しかしながら、それ以外にもトイレ出入り口の段差、ウォシュレットのない古い便器など、全体的に使いづらく、老朽化も進んでいました。
ご要望は手摺の取り付けでしたが、身長の低いお母様にとっては、タンク上部についている手洗い器も届きにくく使いづらいものでした。そこで、この機会にトイレ空間全体のリフォームをご提案しました。ウォシュレットはオート開閉、自動洗浄。手洗い器は体を支えることにも使えるカウンター式。廊下とトイレ内の床のレベルを合わせてバリアフリーに。少しでもお母様が使いやすくなるようにご提案させていただきました。
入り口の幅が狭かったので、トイレのドアは折戸に取り替えました。ドアの真ん中が折れ曲がるように開閉し、大きく後ろにさがらなくともドアの開け閉めができます。また、出来る限りの有効開口寸法を取り、すこしでも広くなるようにしました。内装などの色調は、明るい部屋が好きなお母様のために、明るく優しい色でまとめました。
入院する前までは、トイレがきつく、我慢することも少なくはありませんでした。退院するまでに、きつかったリハビリを乗り越えましたが、ここまで快適だと、リハビリを頑張る必要はありませんでしたね!体にも環境にも、やさしいトイレになりまして、とても気持ちよく過ごしております。
ご相談やお打ち合わせの際には、今後誰がどう住んでいくのか、今不便なことは何なのか、現状と今後の生活スタイルを細かく教えてください。お客様の気づかない不便さを見つけ出し、期待以上のご提案を差し上げます。