水まわり部門
一戸建て
工事費用 約 730 万円
H邸
朝倉市
水まわり
お打ち合わせ…60日間
設計デザイン…40日間
工事期間…50日間
築後18年の戸建てにお住まいのH様ご夫婦。これまで使い続けてきた水廻り設備は老朽化が進み、暗いキッチンや使いづらい洗面脱衣室、寒いタイル貼りの浴室など、いろいろなお悩みが出てきていました。お子様達が独立されて、これからご夫婦お二人での生活になることを考え、古くなった水廻り設備のリフォームをしようと決心されました。
暗く閉鎖的だったキッチンは、間仕切り壁を撤去してレイアウトを変更しました。洗面脱衣室は洗面と脱衣のスペースを区切りたいとのご要望でしたので、勝手口前の廊下を取り込んでスペースを確保し、洗面室と脱衣室をそれぞれ設けました。狭かったトイレは坪庭部分を利用して少し増築。レイアウトも変更して、トイレ2ヶ所+収納たっぷりの手洗い場へと改装しました。もちろん設備機器は全て最新のものへ取り替えました。
寒かった浴室はシステムバスを設置。さらに窓ガラスには複層ガラスを使用し、寒さ対策をしっかりと施しました。浴室の高窓は、これまでの風の流れをさえぎらないようそのまま残しました。キッチンスペースは食器棚の造作や、キッチン背面部も収納にすることで収納力をアップさせ、スッキリした空間を保てるようにしました。薄暗いとお悩みだった廊下は、平屋であることを有効に利用して天窓(トップライト)を設置。自然光を取り込めるようにしました。
水廻りがキレイになったうえにとても使いやすくなって、本当に嬉しいです。特にお風呂はとても温かくなって、今までよくあの寒い洗い場で我慢して身体を洗っていたなと思うほどです。でも一番変わった事は、主人が朝風呂に入るようになった事です。高窓から差し込む朝日を浴びながら入る朝風呂は格別なんだとか。それと言うのも、担当のアドバイザーさんが現場調査に来てくださった際に、月明かりがとても綺麗だったからとご提案くださったのがきっかけなんです。こうしたゆっくりとした時間を大切にしながら、今後の生活を楽しんでいこうと思います。
今回のように浴室の寒さを解消したいというご相談はよくお受けします。寒さ対策を行う際、窓などの開口部が一番冷気を取り込みやすい場所なので、開口部の断熱対策が重要になります。複層ガラスへの取り替えの他にも、内窓の設置など様々な方法がありますので、寒さにお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。