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Aお答えします
材木には、水分を含む腐巧菌という細菌が付いています。
シロアリは、この腐巧菌を好みます。
つまり腐りやすい木は、シロアリも繁殖しやすいといえます。
浴室や台所、トイレなどの床下は、湿気が多く材木が腐りやすいため、シロアリが発生しやすい場所なのです。
シロアリは腐った材木を喰いちらし、材木の強度を著しく弱めていきます。
大事な土台や柱が被害にあわないように対策をとるべきです。
シロアリは5~6月に一斉に羽化し、羽アリとなって飛び出してきます。
普段は見なかったのに、こうして一斉に飛び出してきたシロアリに驚き、被害に気がつくことも珍しくありません。
対策としては、まずシロアリが発生している部分を撤去し、強度の落ちた木材を交換します。
そして再び発生することのないように、防蟻剤を床下や水まわりに処置します。
このとき、床下の換気を良くするための対策も同時にとっておく必要があるでしょう。