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Aお答えします
畳は構造上、畳床、畳表、畳縁に分けられます。
それぞれの種類によって耐久性や用途が変わってきます。
畳床は主に3種類あり、昔ながらの藁床、ポリスチレンフォームを使った化学床、藁を化学床でサンドしたものがあります。
マンションや比較的新しい戸建住宅は化学床を使用している場合が多く、新調する際も化学床で作ることが多いようです。
国産や中国産などイ草の産地によって耐久性や質感が変わってきます。
国産としては熊本県八代市産のイ草が有名です。
またイ草を編んでいる縦糸の太さや種類、編み方によっても耐久性は変わってきます。
より高級なものは、使用しているイ草の本数も多く、その分畳表に厚みがでて耐久性が向上します。
素材の違いとして、イ草ではなく和紙を使用した畳表もあります。
こちらはイ草独特の香りはありませんが、変色に対して非常に強く、ダニの発生も抑えることができますし、カラーバリエーションも豊富です。
本格的な和室向けの刺繍が多く使われているものや、モダンな和室に合う無地のものなど、デザインもさまざまです。
この畳縁を付けない畳のことで、琉球畳にも畳縁はつけません。
とてもすっきり見える半面、縁がないので畳の角が擦れやすくなり早く傷んでしまう場合があります。