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Aお答えします
システムキッチンの扉材は、壁材や床材などとともに、キッチンのインテリアイメージに大きく影響します。
材質の種類やデザインやカラーバリエーションが豊富にあり、つい見た目の美しさやデザインの良さなどにとらわれがちですが、使いはじめてからのお手入れなどを考えると、材質にも注意が必要です。
材質には以下のようなものがあります。
紙にメラミン樹脂をしみ込ませ、熱を加えて固めたシートを板の表面に貼り付けています。
耐水性や耐熱性に優れ、表面が硬く傷つきにくいので、キッチンには適しています。
高級木製家具によくつかわれているウレタン樹脂塗料を板の表面に塗装したものです。
塗膜が強靭で耐摩擦性に優れており、はがれにくく耐薬品性にも優れています。
表面を塩化ビニール樹脂のシートで仕上げたもので、色が美しく、柄も鮮明です。
また、水にも強いのでお手入れしやすい材質です。
グランドピアノの仕上げと同じで、鏡のようになめらかで光沢のある表面が特徴です。
シャープで透明感のある印象を与えますが、ほこりや扉に触った時の指紋の跡などが目立つので、きれいに保つためには普段のお手入れが必要です。
七宝と同じ製法で、金属板にガラス質の層を焼き付けてつくられます。
光沢と優れた発色性をもち、耐水性や耐熱性に優れています。
また、ゴキブリをよせつけにくいことも特徴の一つです。
ただし、傷をつけるとそこから錆びることがありますので、注意が必要です。
天然木を切り出したものやつき板といって天然木を薄く削ったものを貼り合わせて成形したものなど、加工の仕方は各種あります。
いずれも表面にウレタン塗装などを施して、耐水性をもたせていますので、普段のお手入れはさっと水ぶきするだけで十分です。
ただし、硬いものをぶつけると、へこみや傷ができたりしますので注意が必要です。