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Aお答えします
収納は「使うところに使うものを」が基本です。
出し入れが簡単、使う場所に置く、ものを増やさない、がポイントです。
収納を考える際、まず最初に考えたいのが、生活行動とその中心となるゾーンです。
どの場所で、どのように使うか、誰が使うかなど、行動や生活習慣、癖などまで考えてください。
リビングやダイニングで家族一緒に使うもの、入浴や洗面、家事などで使うもの、寝室や個人で使うもの等を考えていくと、使用の目的、使用空間、使用頻度、シーズンなどがわかってくるはずです。
そして、それを使うときのシーンや頻度を把握し、どんな動作をするかなどを考えれば、スペースもおのずと決まってくるはずです。
いずれにしろ、収納は「使うところに使うものを」が基本です。
固定観念を捨てて考え直しましょう。
収納の基本はどう使うかとどうしまうかの相関関係にあります。
日用品など使用頻度の高いものと、ある季節だけ使うものや冠婚葬祭用品などたまにしか使わないものとでは、当然収納の仕方が違ってきます。
ものを1カ所にまとめて保存や収納しようという考え方が「集中収納」で、使う場所に合わせて収納する考え方が「分散収納」です。
集中収納にはクローゼットや押し入れ、納戸、物置などを利用しますが、使用頻度に合わせて取り出しやすさ、しまいやすさを考慮しましょう。
また、家の中にあるすべてのものが、本当に必要なものか、収納を考える前に、必要なものとそうでないものとをはっきりさせることが大切です。
必要のないものは思い切って処分します。
簡単そうで一番難しい作業ですが、しまってあるスペースの価値と比較してみましょう。